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【大阪市 K保育園様】

保育園職員と保護者全員に配布いたしました。毎月の職員会議でその月の避難訓練の反省を行うのですがその時に冊子を読んだ感想を発表し合い、職員はさらに避難訓練の重要性を感じたようです。
また保護者からもお礼のお言葉をいただきました。

保育園が開園したのが2011年の4月でちょうど開園準備をしている3月に東日本大震災が起こりました。毎月の避難訓練を行う際に洪水時の訓練も行おうと地域の防災センターにどのように避難訓練を行ったらよいかと相談したところ、この辺は水が来ないので(水害時の訓練を)しなくていいでしょうと言われたことがありました。しかし実際に被災地を訪れ、大川小のことを色々と知るにつれ、それではいけないと強く感じ水害時の訓練も取り入れるようにしました。
しかし昨年、実際に近くの川が氾濫する恐れがあり避難勧告が出たにも関わらず地域のほとんどの人たちは避難しませんでした。また本園は2階建てなのに避難所に指定されていて、区の防災会議でそのことを指摘すると貴園周辺は水が来ないので大丈夫ですとの返答でした。

大阪ではまだまだ危機感が薄く津波なんて他人事と思っている人が大多数です。今回この冊子を読んだ職員、保護者は「この辺は大丈夫だろう」という油断がどんなに恐ろしいかということが理解できたのではと思います。

<職員会議での感想>

■ (保育士)A…あらためて恐怖感を感じた。この冊子を読むまではもし警報等が出てもまわりの皆が「大丈夫」という雰囲気だったら自分から率先して逃げたりしなかったと思うが、今後は自分から率先して避難しようと思った。
■ (保育士)B…21ページの津波が来た範囲を見てここは大丈夫と思っていた地域にも津波が来るということで、報道や既存の情報だけを信じていてはいけないと思った。
■ (保育士)C…保育中に災害が起こった時にマニュアル以上に動けるよう避難訓練に真剣に取り組んで体で覚えることが必要だと思った。また保育士の仕事は子どもを守ることなので、早出、遅出、土曜など保育士の人数が少ない時に起こったらどうするかも考えて避難訓練が必要だと思った。

■(保育士)D…この辺には津波は来ないだろうと思っていた。自分の命は自分で守るために避難訓練は必要だと感じた。
■(保育士)E…大川小のことは報道で見ていた。実際に災害が起こった時にどのように判断したらよいか考えさせられた。自分も保育中に起こったら、人の命を守っていかないといけない仕事と思った。また避難訓練は生存行動というのを読んで、避難訓練を意味あるものにするために園ではどういうことができるか考えてみた。自分の住んでいる地域は避難訓練のあと炊き出しをして皆で食べるなどしているので園の子ども達が避難訓練をしてよかったと思えるようにするにはどうしたらよいかと思う。
■(保育士)H…地震が起きて津波が来るまで50分あってその間に何をするかと考えさせられた。ここでも津波が来るので実際に2階3階まで上がる訓練をした方がいいのではないか。以前の研修で靴をまとめておいてもっていくということも聞いたので実際にやってみたい。
■(保育士)I…訓練でやりすぎはないとあらためて思った。やらなくて被害にあるのは絶対にダメだと思う。
■(保育士)J…生存行動、つなみてんでんこの精神、日頃の繰り返しの訓練の大切さを痛感した。災害時だけでなく常に色々な事態に対応できるようにしていきたいと感じた。
■(保育士)K…津波についての危機感をもっていなかったということがわかった。大丈夫と思っている人が被害にあうと痛感した。避難訓練がいかに大切かがあらためてわかった。
■(保育士)L…東日本大震災を忘れてはいけないと思った。保育者なので命を守るためにどう行動するべきか常に考えておかないといけない。どんなことが起こるかわからないが職員が声を出し合い協力しあうことが大切で、色々な事態を想定して訓練しておく必要があると思う。
■園長…実際に大川小を訪れたが海から遠く、すぐ近くに山があったのにもかかわらずたくさんの尊い命が奪われてしまったことに衝撃を受けた。この冊子のように東日本大震災からたくさんのことを学び、いざという時に子ども達の命を守るために私たちは普段からなにをしておくべきか皆で考えていきたい。

<保護者よりの感想>
■とても勉強になりました。小学校の教員をしているのに大阪は大丈夫だと思って何も知らなかったことがとても恥ずかしいです。ありがとうございました。