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現在位置: Wall Paper 大川きぼうプロジェクト 活動報告 2014-05-24~25 絵手紙ワークショップ開催@谷地・追館

2014-05-24~25 絵手紙ワークショップ開催@谷地・追館

2014-05-24~25 絵手紙ワークショップ開催@谷地・追館

 


5月24日(土)14:00~16:00 絵手紙ワークショップ:谷地公民館


本日は、震災後に新築された谷地公民館で、はじめての絵手紙ワークショップを開催しました。
選挙の関係で6月開催だったものが5月となったため、住民のみなさんが来てくれるかちょっと心配しながら準備をしていました。
でも、スタートの時間が近づくにつれて一人、また一人と集まってきてくださり、11人になりました。
まずは、大槻リーダーの挨拶です。

次に、イクサポの亀井さん、竹花さんからの挨拶。
このほかに講師として、イクサポから松田さん、日下部さんが来てくれました。
※イクサポさんは、東京藝大出身のアーティスト・デザイナーの方々による支援プロジェクト、
サポサポProjectの有志の方々による、現地活動グループです。

では、さっそく絵手紙づくりのはじまりです!
みなさん、絵の具や筆を前に、「はじめて絵の具使うな~」「小学生以来だから、何十年ぶりだな」とおしゃべりしながら何を書こうか考えていました。
なかなかいいテーマが浮かばず、しばらく白い紙を見つめていた方もいらっしゃいました。
私たちは、内心「だいじょうぶかな?絵を描くのは難しいかな?」と思いながら、様子を見守っていました。

イクサポのみなさんが、いろいろ絵のアイディアを出してくれたり、見本としてスマホで花の写真を見せてくれたりしました。
そうしているうちに・・・・・・どんどん書き始めて、どんどん夢中になって絵の具を塗っていきました。
椅子に座ってなんかいられない!立ち上がって、全身で書く人まで現れました。
こうなると、おしゃべりをする人もいなくなり、みなさんものすごい集中力で仕上げていきました。

1時間ほどで皆さんの絵手紙が完成して、作品を持って記念撮影です。
うまくできた1枚を持った人、2枚を両手に持った人と、それぞれでしたが、皆さん素敵な笑顔でした。
記念写真はその場で印刷して、帰りに皆さんにお渡ししています。

そのあとは、ちょっとかたづけて、お茶っこにしました。
温かいお茶とお菓子を出したところ、皆さん、本当にごくごくとお茶を飲みました。
のどが乾いたでしょ~と声をおかけすると、「本当に乾いた!」と、何杯もおかわりしていました。
私たちも混ぜてもらって、いろいろお話をうかがいました。

谷地地区では、津波で9人が亡くなりました。
地震のあと、逃げようとしたら堤防の上をやってくる津波が見えたこと、自宅の2階に逃げて何とか助かったことなど、震災の時の様子をお話してくださいました。
この地区は震災後に危険区域とされ、居住ができなくなるところが、すでにリフォームして戻ってきた人がいたことから危険区域から除外してもらって地区に住み続けられるようにしたということでしたが、避難先に移住した人もいて、今は26世帯だそうです。
住む人が少なくなったけれども、谷地地区は地区としてのまとまりがあるということや、地区をまとめていくことの必要性を区長さんが話していたのが印象的でした。

はじめは、絵を描くことに緊張して硬くなっていた人もいましたが、最後は「楽しかった!」という言葉だけでなく、「自分で絵の具を買ってもっと描いてみたい」という人までいて、スタッフの私たちの方がとてもうれしい気持ちにさせてもらいました。
次回のワークショップには、皆さんが大事に世話してくれている苔玉を見せてくださいとお願いして、終了となりました。

ワークショップ終了後は、上品の郷にあるふたごの湯に入り、お昼に食べ損ねたさばだしラーメンを食べ、スタッフ間の親睦を深め、就寝となりました。

5月25日(日)9:30~11:30 絵手紙ワークショップ:追館公民館


2日目は、8時に出て、コンビニで朝食を買い、道の駅上品の郷の休憩室で打ち合わせを兼ねて、まずは朝食です。そして、本日の会場である追館公民館に向かいました。

実は、今日は石巻市議会議員選挙の投票日でした。
もしかして、皆さん投票に行っていてワークショップに来てくれるだろうか・・・・・と、わずかな不安を抱きながら準備していました。

区長さんがやってきて、「案内(チラシ)は配ったんだけどなぁ」と。
みんなでなかなかやってこない参加者を待っていました。
この地区は、これまでのワークショップでは10人前後の参加者がいて、和気あいあいとものづくりをしていたのですが、今日はお天気もいいせいか、人が集まりませんでした。
まあ、こんな日もあるさ!

区長さんが参加してくれるというので、さっそく区長さんとスタッフの絵手紙ワークショップがスタートしました。
大槻リーダーも初挑戦です。

絵手紙が完成した後、お茶っこタイムではこの地区の震災当時の様子や、現在の復旧や震災対応の工事のことを、区長さんからうかがいました。

追館公民館の前には、富士沼が広がっていて、周りの山々とともにマイナスイオンを私たちに運んでくれる、自然豊かな光景が広がっています。
でも、沼の水面は道路から少ししか下がっていないこと、3.11では津波被害をうけたことから、富士沼周辺をぐるっと堤防で囲う工事が行われるそうです。
住民の皆さんが住んでいるところからは、水面が見えなくなるそうです。

また、お茶っこの時間には隣の原地区の方(大槻リーダーの知人)が来てくださって、秋祭りの話をしました。

この地区で行われていた秋祭りは、羽黒神社に奉納されている御神輿を担いで町内を回るものだそうですが、震災後は行われていません。
震災から丸三年が過ぎて、そろそろ秋祭りを復活できないかという話し合いを行いました。

ワークショップ終了後、御神輿が奉納されている神社を観にいきました。
上に行くにつれて、ものすごく急な石段です。
ここを御神輿を担いで降りてくるのは大変だよね~と話しながら、地区の皆さんが集まる秋祭りが復活することをお祈りして、この場をあとにしました。(イクサポの皆さんはこの石段に挑戦しました!)

今日のお昼は雄勝で食べることになりました。
ちょうど「雄勝ものづくりフェア」というイベントがやっていて、人でにぎわっていました。
私たちはいつもの食堂に運良く待たずに入ることができ、マグロやホタテなどの豊かな海の幸に舌鼓を打ちました。ちなみに私の今日のお昼は、生うに・めかぶ定食です。

お昼を食べて、大川小学校に向かいました。
花を手向け、みんなで合掌。震災当時に思いを馳せて。
震災のことを忘れず、進む方向を考えるために何をしたらいいのか。
大川小学校に来るたびに思うことです。

その後、長面に向かいました。
今回、初参加の人もいたので、大槻リーダーが詳しく震災時、震災後の様子を説明してくれました。

長面では、砂浜が新たにできていました。
波によって、砂浜が削られたり、新たな砂を運んできて砂浜が作られたりと、自然の営みを考えました。

ここの風景も、高さ数メートルの堤防が作られるため、河や海が見えなくなるということでした。

最後に、上品山に登りました。
ここはもともと牧場があったそうで、最近51頭の牛を受け入れることになったということです。
牛舎を覗くと、私たちも牛に覗かれていました。

このプロジェクトに参加した当初に比べると、見える景色も堤防工事などで変わってきましたが、ワークショップに参加してくださる住民のみなさんと話す内容も変わってきたように思います。
辛い体験とともに、この先どうするかということもいろいろお話されます。
そんな住民のみなさんに教えていただくお話が素敵で、また会いに来よう!という気持ちになりました。