ja_JP ja http://www.facebook.com/fumbaro.org

コンテンツに飛ぶ | ナビゲーションに飛ぶ

パーソナルツール
現在位置: Wall Paper 大川きぼうプロジェクト 活動報告 2013-07-13~14 アクリル手芸のワークショップ開催@烏屋森・芦早

2013-07-13~14 アクリル手芸のワークショップ開催@烏屋森・芦早

2013-07-13~14 アクリル手芸のワークショップ開催@烏屋森・芦早



烏屋森集会所でのワークショップにご参加いただいたみなさんと

7月13日(土)参加のスタッフによるレポート

 

3連休の初日で東北道は栃木をすぎるまで渋滞続き。
山間部に入ると時折強い雨もあり、現地の天候が心配されました。

東京からはスタッフの車2台に分乗して向かいました。
昼時に松島海岸に到着。
さっそく海の幸のおいしいご飯を頂いて、ワークショップに向けて元気をもらいました。



私は迷った結果、穴子丼(大)の焼き牡蠣セット!
この穴子は丼に載りきらない、30cm以上もある大きさで別皿に載って出てきました。
松島海岸は連休からか、観光客で賑わっていました。

この日のワークショップ会場は仮設住宅ではなく、家屋の残った鳥屋森集落という地区の公民館。
初めて訪れる場所とのことでした。



東京からの別便や青森からのスタッフも合流し、まずは公民館のお掃除。
今日のプログラムであるアクリル手芸の準備をしていると段々ワクワクしてきます。
公民館の周囲は1軒1軒がおもむきのある旧家のたたずまいで、新緑に囲まれた海のそばとは思えない、本当に気持ちの落ち着く雰囲気です。
開始時間の15時少し前になると住民の方がいらっしゃってワークショップが始まりました。

私は大川地区のことをよく知らなかったので、皆さんの作業の間に、周囲の集落や海岸線の変貌した様子、大川小学校などを、きぼうプロジェクトリーダーの大槻さんに案内していただきました。
震災前の写真や地図と比較した説明を受けて、海岸線が大きくえぐられてしまい、水没した土地が多く、道路の舗装もままならない様子を目にしました。
小雨が降り、雲が低いところに雲海のようになって霧がかっていました。
この雲はこの地方特有の現象だそうです。
そんな天候のためか、破損した防波堤を境にして、荒涼とした雑草の生い茂った空き地が強く目に飛び込んできます。かつての集落の跡地。

そして大川小学校。
献花台はたくさんのお花が本当にきれいに飾られていました。
私にはここで子供たちが元気に駆け回り、勉強し、すぐ隣に住宅や焦点が並んでいた光景を想像するのは難しいけれど、建物や土地が語るメッセージをわずかに感じ取れたように思いました。



公民館に戻ると、ワークショップの最後に間に合いました。

参加者の皆さんが、今日のような手芸をやりたいし楽しいと話していました。
皆さん仕上げの作業に熱中し、特に最年長の80代の女性が夢中で取り組んでいたのが印象的でした。そのためお茶っこの時間が無くなってしまったほど。



夕刻、陽が落ちて真っ暗になった後、蛍を小川と畦で見ることができました。
童心に還ったように皆はしゃいで、漆黒の中に浮かび上がる小さな灯りを探して盛り上がりました。

その後、私は皆さまと別れて夜行バスで東京に戻りました。
初参加で現地に半日しかいなかったのですが、暖かな出会い、現地を知る機会、いろいろな楽しみを経験できました。
ご一緒させていただいた皆さま、ありがとうございました。
今後も続けて活動に参加していきたいと思います。

 

7月14日(日) 参加のスタッフによるレポート


本日は、北上川沿いの道路から間垣地区に入り、もう少し山側の地区にある芦早公民館が会場です。
レトロ感あふれる公民館で、私たちが到着すると窓が開いていました。
今日は風もあって心地よいお天気です。
即席でワークショップの看板というか、案内を紙で作って黒板に貼りました。

ちょっとした工夫でわくわく感が倍増です。

準備をしていると、「おはようございます」と参加者がちらほら集まってくださいました。
「うわぁ~何これ?」と目の前に置かれた色とりどりのアクリル綿に歓声が上がります。

最初に大槻リーダーからの挨拶。

そして、講師のイクサポ平山さんからの説明。

さっそく参加者の皆さんが気に入った色のアクリル綿を手に取ります。
「どんな作品を作りたいのかイメージを持って!」とイクサポ講師陣。
思い思いの作品をイメージして、いよいよ作業開始!

昨日は夕方のワークショップだったのでお茶っこができませんでした。
そのため、今日は参加者とおしゃべりをしながら、作業を進めるように心がけました。
「このあたりは被害はどうだったんですか?」
「すごく大きな揺れで怖かったよ」
「地区の皆さんが集まる機会とかあるんですか?」
「高齢者が多いからあんまり出てくる人はいないね」
と、震災直後のことから現在に至るまでのお話をいろいろ聞かせていただくことができました。

うれしかったのは
「こうしてワークショップを やってくれると集まってきた人と話せて楽しいね」
という言葉です。
このワークショップが集いの場の1つとして機能しているのならば、これほどうれしいことはありません。
そして、次のステップに地区の皆さんと一緒に進んで行きたい。
何だか心にじわぁ~っときました。

いつも思うのですが、ワークショップに参加する人は手先が器用です。
講師陣が驚くほどに作業は早いし、きれいです。
あっという間に作品が仕上がっていきます。

作品が完成して、お茶っこタイム。
皆さんにワークショップの感想をうかがいます。
「ワークショップは午前中がいいですか?」
「そうだね」
「次にどんなワークショップがいいですか?」
「ヨガとか体操もいいね」
「前に作った苔玉はまだ元気だよ」
・・・

最後に、作品を持って集合写真をとります。皆さん、いい笑顔。スタッフもいい笑顔。

毎回、私たちは地区の皆さんから素敵な笑顔をお裾分けしてもらっています。
今日お話いただいたことを今後の活動に活かそうと、それぞれがいろいろ考えながら、公民館をあとにしました。

ワークショップは午前だけだったので、お昼は雄勝に向かいました。
私が行ったことなかったのでお願いしたのです。
雄勝庁舎のとなりのお土産屋さんでわかめスープを試食して、海産物を買ったら、おまけに缶コーヒーをもらいました。
注文して待つこと40分。
ようやく雄勝湾カレーと刺身定食が目の前に現れました。
カレーは牡蠣など具だくさん!
刺身定食もご飯が足りなくなるほどの刺身のボリュームです。

おなかはいっぱい。だけど・・・締めはウニ。
殻付きウニをその場でさばいてもらい、スプーンですくって食べました。


雄勝を後にして、大川小学校に花を手向けて全員で合掌。
来るたびに胸が締め付けられ、身が引き締まる思いがします。
このあと長面まで車で行ったところ、前に来た時と比べて、水が引いていて、土地のかさ上げが行われていたり、くいが打ち込まれていたりと、景色が変わっていました。

最後に、上品山に登り、大川地区を一望できる場所を探してみました。
雨がぱらぱらしていましたが、長面まで見えました。
「地形が変わってるのがわかるね~」と大槻リーダーの言葉に、一瞬全員が息を呑みました。
「お疲れ様~ではまた!」と、それぞれの帰路につきました。