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活動報告:【訪問】避難区域お花見ツアー2016

<2016.05.08更新> 2016年4月9日(土)、10日(日)に、避難指示解除に伴い徐々に故郷に戻る人も増えている福島の浜通りを縦断し、桜の名所を巡るツアーを行いました。

避難指示の解除に伴い、徐々に故郷に戻る人も増えている福島の浜通り。今回のふんばろう福島プロジェクトのお花見ツアーでは、このエリアを縦断しながら、避難先で人びとを慰めた桜の名所や、人影が絶えたまちで毎年静かに咲いている桜並木など、数々の桜スポットを訪ねました。


■相馬市・南相馬市


最初に訪れた相馬中村神社は、相馬藩の中村城跡にあり、相馬野馬追の出陣式が行われる場所です。お堀に映える桜が見事でした。

 

相馬市内の一大観光名所、松川浦で新鮮な海鮮料理をいただき、しっかり腹ごしらえをしてから、国道6号線を鹿島、原町、小高と南下しました。

車窓からは、ソメイヨシノ以外にも、あちらこちらに自生する山桜、しだれ桜、震災後に植えられた一面の菜の花なども見られ、目を楽しませてくれました。

原発から20キロ圏内に入ると、昨年までとは少し違う様子も見られました。黒いフレコンバックが点在する光景はあまり見られず、ところどころに大きくまとめられ、丈夫そうなシートがかけられているところが多くなったようです。

田畑も、草が刈られ、すぐにでも農作業が再開できそうに見えます。以前は、草が伸び放題で農地と空地の区別がつかなかったり、打ち上げられた船や打ち捨てられた自動車が取り残されていたりしましたが、そうした荒涼感はすっかりなくなっていました。それでいて、農作業をしたり、行き交う人の姿が無いことに、さらに違和感を感じました。



■浪江町


来年の避難指示解除を目指す浪江町は、これまで一般車両が通行止めだった区域にも入ることができるようになっていました。


6号線から少し横道に入ると、潰れた家屋や、路傍に放置された自動車などが目立つようになり、途端に時間が5年前に戻ったようになりました。

浪江駅前には、ショーウインドウが割れ商品が散乱した商店や半壊した建物が並び、ロータリーにはナンバープレートの無いマイクロバスが放置されていました。



5年前と違うのは、除染ゴミなのか、家の中を片付けた瓦礫なのか、黒いフレコンバッグが、家々の前に置かれているところです。また、人気のない駅の裏では、大きな体育館の仕上げ工事が進められていました。



■双葉町・大熊町


第一原発のある双葉町に差し掛かると、今でも少し緊張します。しかし車内の空間放射線量は、年々下がってきているようです。

双葉町と大熊町の大部分には放射性廃棄物の中間貯蔵施設が建設中だそうです。そんな中でも、桜はきれいに咲いています。


6号線から見えた「原子力 明るい未来のエネルギー」と掲げられた看板が撤去され、跡形も無くなっていました。



■富岡町


夜ノ森駅近くの桜並木は圧巻でした。周囲が帰還困難区域で立ち入り禁止になっているにもかかわらず、散り始めたばかりの満開の桜の下に、思いのほか多くの人が訪れていました。

 


■楢葉町

 

楢葉町にある上繁岡大堤は、毎年白鳥が渡ってくる飛来地として有名だそうです。ため池のほとりに咲く桜を目当てに行きましたが、優雅に水面に浮かぶ白鳥たちも遠目に楽しむことができました。

 

最後に訪れた天神岬スポーツ公園は、太平洋を一望できる高台にたくさんの桜が咲き乱れ、まるで花のステージのようでした。


その素晴らしい景観の傍らで、公園内には、そこから見下ろす海辺の景色を一変させた東日本大震災の津波の記録がしっかりと刻まれていました。日常の中で、津波に対する防災意識を高める試みがなされているようです。

 



今回のツアーでは、これまで幾度となく通過してきた地域を、全く違う視点から見ることができました。

除染が進み、整えられてきたまちなみ。その一方で、幹線道路から少し入ると、まるで5年前に立ち戻ったかのような光景。

震災後に植えられたと思われる若い桜並木や、子どもたちに津波の経験を伝えようとする取り組みに希望を感じつつ、「復興」の行方をしっかり見守り続けたいと思いました。

 

 

[発信:ノダ]

 


 

【訪問概要】

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